秋田商工会議所地域情報/提言・要望

平成22年10月21日
環日本海地域の経済交流の
活発化を目指して


 秋田港の整備促進につきましては、平素より格別なる御尽力を賜り、厚く御礼申し上げます。
 秋田港は、平成7年の外航定期コンテナ航路の開設以来、着実に取扱貨物量が増えており、 現在では、秋田県の国際海上コンテナ貨物の輸入の9割、輸出の6割を取り扱う他、 隣接県の貨物を取り扱うなど、日本海側北部の拠点港湾の役割を果たしております。

 この7月にはロシア当局より、シベリア鉄道の高速化、定時性の確保、 料金の低廉などの方針が示されたことから、今後、対岸との物流が活発化するものと大いに期待されるところであります。 こうした中、国土交通省の支援を得たシーアンドレール構想の実現に向けた取り組みや、 対岸諸国との航路誘致活動等を積極的に推進するなど、秋田港の機能強化や広域的な拠点性の強化に努めているところであります。

 平成22年6月には、地元民間企業を中心とする有識者において「日本海拠点港湾戦略会議」を立ち上げ、 極東ロシア地域・中国東北地域との新規航路の開拓を目的とした秋田港利用の広域背後圏の形成や日本海側諸港との連携、 民間企業の参入促進による港湾運営の効率化等を内容とする「秋田港の日本海拠点港湾戦略ビジョン」を10月に策定し、 官民一体となった成長戦略の実現に向けた取組みを進めていくこととしております。
 また、これらの政策を実現するには、港湾整備の一層の促進が不可欠であり、 日本海特有の冬季の風浪に対する港内の安全性を確保するため、静穏度向上対策事業等を重点的に進め、 平成23年度の供用を目指し、現在整備を進めている国際コンテナターミナルの安定的な港湾機能を確保することが重要です。

 つきましては、東北地域を含む周辺地域の経済が発展するため、 秋田港を日本海側の拠点機能の一部を担うべく「日本海側拠点港(仮称)」に選定して頂きますとともに、 平成23年度の予算編成にあたっては、次の4項目について特段のご配慮を宜しくお願い申し上げます。


(1)環日本海地域の国際物流拠点として「日本海側拠点港(仮称)」への選定

(2)外港地区の静穏度確保に向けた防波堤の延伸及び改良等
  @長周期波対策施設の整備
  A防波堤(第二南)の延伸
  B防波堤(南)(改良)の延伸

(3)秋田港の埠頭再編に向けた飯島埠頭の整備
  @防波堤(新北)の延伸
  A泊地(−11m)の整備

(4)港湾の機能確保のための航路泊地の埋没浚渫


要 望 先 国土交通大臣
要望団体 秋田商工会議所、秋田港振興会、秋田みなと振興会


お問い合せ先・ご連絡先
秋田商工会議所 総務部 総務会員課
TEL:018-866-6674 FAX:018-862-2101


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